300年以上続くベジタブルアートの祭典。高岡市福岡町の「つくりもんまつり」毎年9月23、24日に開催!

ひょっとしてベジタブルアートの先進地?高岡市福岡町の伝統行事「つくりもんまつり」

高岡市の南側にある福岡町では、全国的にも珍しい奇祭「つくりもんまつり」が300年以上受け継がれています。つくりもんとはこの地域でいう、野菜を飾り付けて作った作品のこと、今風に言うとベジタブルアートです。もともとは五穀豊穣を祈り、お地蔵様に野菜を備えていた習慣から発展し、野菜や果物を使った細工を作るようになりました。毎年9月23、24日には町の主要な施設や家々の軒先に、繊細かつユーモラスに飾り付けられた手作りの作品が40点前後展示されます。祭りの当日は、町中を歩きながら、時事ネタなど色々なテーマを反映した「つくりもん」に出会うことができます。

福岡町の人は、見た目や形のユニークな野菜をみつけると「お、こいつはつくりもん向きやな。」みたいな目線で見ているのでしょう。そういう感覚で日常を送るのは、他の町には無いですね。
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2015年に開業した北陸新幹線のつくりもんです!上に乗ってるのは、しゃちほこ?作り手のセンス爆発です。
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かなり巨大なつくりもんも展示されています。いったいどれだけの野菜を使ったのか…想像が尽きません。
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あ、高岡の大仏さんですね。
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中にはストーリー性豊かなつくりもんも。福岡町の伝統産業である菅笠作りのヒトコマ。
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出来上がった菅笠を売りにいくために電車に乗り込むシーンも。野菜から郷愁が感じられるハイレベルなつくりもんです。
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ちなみに、福岡町の菅笠は加賀藩から奨励され「加賀の菅笠」として藩を代表する製品でした。今でも全国のお祭りで使われる菅笠はこの福岡の地で生産され、全国シェアの90%を占めています。

まさに流行を先取りしたベジタブルアート展!サントリー地域文化賞も受賞してますよ。

数年前から、海外で花嫁のブーケに野菜を使ったり、野菜を彫刻のように飾り付けるベジタブルアートが流行していますが、何気に福岡町では300年以上前から伝統行事として受け継いでいるんですね。野菜から時事ネタ、郷愁、喜怒哀楽もろもろを感じられる体験ができるのも、日本でこの福岡町だけなんじゃいかという気がします!

素朴な中に隠れた、時代を300年先取りするセンスがサントリーさんの目を惹いたんでしょうか、2006年にサントリー地域文化賞を受賞しています。そしてこの紹介ビデオがなんとも良い味だしているんですよ。どうぞそちらもご覧ください!

本物のつくりもんを直に見たい方は、9月23、24日に高岡は福岡町へ足をお運びください。

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